興味深いドキュメンタリーで見応えあった。
2008年、アメリカのオハイオ州。
GM社の工場が閉鎖された。
その数年後、そこを福耀(フーヤオ)という車両用ガラス製造の会社が買い取り、進出。
1000人規模の雇用を生み出すけれど…
中国と米国。言語や文化、国民性の違いが浮き彫りになり、上手くいかない。
とにかくフーヤオの会長、労働組合を作られるのは嫌なのです。
生産性が下がるから、労働者の声が大きくなるのは絶対に嫌。
月に1日か2日しか休みがなく、1日12時間労働。
働く環境や安全性より、収益が命‼︎で働かされる中国の人々。
(でもその安い製品を購入して、恩恵を受けてきたのは私たち消費者でもあるのよね。)
あくまで労働はお金を稼ぐ手段。
ちゃんと休憩時間とか安全とか、労働者の権利はしっかり保証されなきゃ。と言うアメリカ人。
全くもって相容れない。
異文化を理解して、歩み寄るって難しい。
お互いを理解、譲歩し合い、そしてリスペクト 大事。
でも労働環境の安全性は何より大事でしょ。
こんなんブラック企業やん。
びっくりするようなところもカメラに撮られてて、これいいの??
でも結局は工場の機械化は避けられない。
人は要らなくなる。
「このラインも機械化するから、4人解雇するよ。」
平然と言う幹部にゾッとした。