よしおスタンダード

少年の君のよしおスタンダードのレビュー・感想・評価

少年の君(2019年製作の映画)
4.9
No.3139

『あんなにナイーブなひとには
 それまで会ったことなかった私
 
 あなたは素敵な downtown boy
 不良のふりしていた
 ハートにしまった輝き
 死ぬまで失わないでね

 本当は淋しい downtown boy
 まぶたの奥に立ってる
 あなたの思い出つれて
 今日もビルに夕陽落ちる』

松任谷由実さんの代表曲で神曲『DOWNTOWN BOY』。

ナイーブ、不良、思い出、淋しさ、ビル、夕陽・・・。
38年も前の曲なのに、まるでこの映画のために書いたような歌詞の世界観(´;ω;`)

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★以下、鑑賞2回目(8/28)のレビュー

いやー、すぐ2回目行っちゃいました。

やっぱり主役2人の演技が凄すぎますね。

チェン・ニェン役のチョウ・ドンユイ(周冬雨)は、1992年生まれなので、2018年の撮影当時で26歳! 

高校生どころか、下手したら中学生にすら見えてしまう童顔なので、これは意外でした。

そして、シャオベイ役のイー・ヤンチェンシーにいたっては、2000年生まれなので、同じく撮影当時でまだ18歳!!

つまり、この2人、実際には8歳もの年齢差があるのです。

劇中では、シャオベイのほうがチェン・ニェンより年上っぽい設定なので(実際、そう見える)、

現実では彼女のほうが6つも年上だと知ると、やっぱ役者ってすごいなーって、感動です。

映画館が近かったら、あと1~2回見たいww

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★以下、鑑賞1回目のレビュー

英題も原題も両方いい感じ、って珍しいよね。

『Better Days』・・・そうなのよ。Bestじゃないのよ、二人にとってはBetterしかないのよ!!

『少年の君』・・・「少年」から、大人の「君」への変移ってことなのか、「少年時代」に限定した「君」との思い出、ということなのか、いずれにせよ、なんともいえない絶妙なニュアンスである。

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「経済格差や受験戦争、イジメ問題という一筋縄ではいかないテーマを扱いながら、とてもスタイリッシュで隙のない映画」でした。

すぐ2回目行きます!!

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…え? 東野圭吾の小説に似てる??

…え? バイクで疾走する二人のヒリヒリ感が「ホットロード」みたい??

別にいいじゃん、似てたらだめなの?

似てるものに感動して心震えることって、ダサい??

じゃ、俺はダサい映画ファンで貫き通す!!

@新宿武蔵野館