小山洋二

少年の君の小山洋二のレビュー・感想・評価

少年の君(2019年製作の映画)
4.1
受験戦争の中で起こるいじめがリアリティに描かれて残酷さに胸が痛む

貧困の中でいい大学に行くことが現状を打破できると信じ、友人も作らず勉強に打ち込む

この2時間15分の中に、イジメ、受験戦争、ストレス、貧困、自殺など問題がたくさん盛り込まれている

主人公は最初は受験戦争で無表情だが、ピュアな恋愛の中で固まっていた表情が溶け優しく子供らしい顔になっていく

少年少女が大人になっていく姿や
印象深いセリフが多くテンポもいいので惹き込まれる。

涙も度々流れた。

全体を通して良い映画
小山洋二

小山洋二