Yuri

少年の君のYuriのレビュー・感想・評価

少年の君(2019年製作の映画)
2.7
実話ベースのお話みたいです。私はいじめをする人も目の前のいじめを見ないフリをする人(ただし、自分に被害が出る場合は別)も嫌いです。傍にいて欲しくない。どちらかというと正義感は強い方なのだと思う。学校って校内の大人たちに対処能力がないくせに治外法権過ぎるから、すべてのいじめ、物を隠す壊す、暴力、貶める発言をするなど、法律に乗っ取って、すべて裁くべきだと思います。アメリカで通学バスでいじめが起きていたことに対処しなかった運転手が逮捕されたことがあったけど、普通の世の中だと目の前の暴力を素通りしても逮捕はされないけど、守らなければならない子どもがいる世界においては、普通の法律より厳しく法整備をするべきだと思う。日本なんか、学校の見てみないフリのいじめが会社に入っても起きたり、特に地方都市だと死ぬまでずっと集落の中で続いたりするのは本当に異常。学校で許された経験があるから、会社でもOKだと思うバカが溢れかえる。でも、映画自体はアカデミーが好むタイプの作品とはいえ、割とコテコテで昔ながらの展開なので、ノミネートされたのは少し驚き。チョウ・ドンユウはover30だし、表情が大人だから、守ってあげたくなる高校生役は無理がある。そして、中国の制服って皆スタイル悪く見えちゃうなぁ可愛くないなぁと思いながら観ていました。国家全体で「お洒落なんかに勤しんでいる暇があるなら上を目指せ」と統制されているのかな?うーん、国家ぐるみ、大人たちが壮大な隠ぺい体質な国で、こんな風にきちんと対処してもらえるのかな?格好の餌にされただけなんじゃないかな?と疑ってしまいました(^^;) とりあえずその年の本国賞レースを総なめ、アカデミーにもノミネートされた作品なので興味ある方は観てみても良いかと(^^)
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