何の気無しに見始めた映画だったのに良かった。良すぎた。もっと大切に観てよかった映画だった。
気づいたら涙が流れてる感覚久しぶり、観終わった後何となく胸が痛い感覚も久しぶり。
見始めは、どの国にも優等生とチンピラって組み合わせはあるのね、って思った。
作品全体を通して、目に見えるものの何かが綺麗っていうのはない、むしろ嫌なものばっかりみえる。教科書の山とか、学歴主義とか、裏社会とか、借金とか、いじめとか。
でも、これが綺麗な作品だと思えるのは、2人が作り出す世界が疑いのない、見えない何かで出来ているからなんだろうな。
見えない何かは言葉にすると薄っぺらくなるけど、愛とか信頼とか、そんな薄っぺらいものじゃなくて、でもその類のものを引っくるめた何か。
締めくくり方、珍しい。素直にありがとうって思った。
この映画に出会えてよかった!
2024-19
2回目観た。
本当に、心にぐっとくる映画です。
ありがとう。
2024-25