頭の硬い方々への入門編としてなら丁度良いんじゃないかな
つまり当事者へのエンパワメントより大衆への周知(理解ではなく周知。解説2,3行つけた博物館の力入れてない展示)キャンペーン要素が強いと感じた
結局「みんな愛するただ1人を見つけて公表して認められるとハッピーだよね、心ない扱いに対しては立ち上がって戦うことが正義だよね」っていうマニュアルに感じた。
それでもご都合主義への違和感が薄れるのはこの映画がミュージカルだからかな?
もちろん主役陣の演技も歌も素晴らしいミュージカルだった。
①アメリカの②田舎の③クリスチャンが多く住む街で④レズビアンを公表して⑤実家を追い出されて⑥学校中からいじめられた⑦10代の⑧女の子がぶつかる壁は同性愛者への差別だけとは思えないんだけど、その辺は特に描かれてないように感じた。
正直『アレックス・ストレンジラブ』のNetflixが作ったとは思いたくない…
似たテイストなら『ヘアスプレー』の方が脚本・歌・踊りの完成度も高いから勧める。