ありがとう

オフィーリア 奪われた王国のありがとうのレビュー・感想・評価

3.7
生き残るには、時代の変化に対応すること。西洋の古典や時代劇を最近の洋画ではどのようにアレンジしているのか。あくまでハムレットではなくオフィーリアが主役。作り手側は当然ハムレット原典を熟知していなくちゃだけど、観る方に「前知識」が無くても楽しめるようにしないと。「ここで黄門が印籠を出す」「松の廊下で切りつける」とかそういう前知識、つまり時代劇の枕詞に使われる「ご存じ」という言葉。その加減を新時代に合わせて模索中。だって今回「To be, or not to be」のセリフ無いのよハムレット。
ありがとう

ありがとう