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オペラ座の怪人のkotatsudeadのネタバレレビュー・内容・結末

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

装飾や小道具が綺麗だった。

話の流れがやや冗長なのと、クリスティーヌの態度がずっといまいちはっきりしないのが見ていて嫌だった。
歌で評価されているのに急にメンヘラ化して自分を肯定してくれる男にフラフラついていき、それが原因でファントムにもブチギレられる。
夢か男かの二択しかない時点で嫌だけど、それで結局男を選ぶのか……と思った。

ファントムは役者が普通にかっこいいので最初素顔を見ても「ほ〜ん」としか思わなかったけれど、舞台の上で仮面が外れたときにクリスティーヌと同じように幻影と現実を追体験した感覚になれておもしろかった。それでも普通にかっこいいけど。
あとキスしてあげたら許しちゃうのチョロすぎんだろと思ってウケた。

過去のことを考えるとファントムのこと素直に可哀想だなと思ったけれど、後から調べたらあのバックボーンは映画での設定らしくて驚いた。ああいう描写があるとないとで観客の解釈もだいぶ変わると思うので、なんだかな〜という気持ちになった。
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