まりかんぬ

オペラ座の怪人のまりかんぬのネタバレレビュー・内容・結末

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

元々歌だけは知っており、見てみたいとは思っていたが
話はそこまで面白くなさそう…という勝手なイメージで鑑賞せずにいた

今回見てみて、やはり展開に驚くようなものはなく、だれる時間もあったが、まあまあ面白かったように思う

序盤、幼馴染がイケメン金持ち好青年と非の打ち所がないのに
怪しい仮面男にほいほいついていくクリスティーヌに、共感できなかった
古典的な少女漫画みたいな設定よね 笑笑

音楽の天使と慕う師とはいえ、純粋無垢すぎる
お父さんを重ねていたからなのか
怖いもの見たさみたいなものもあるんかな

途中、あまり触れられることなく次々と死んでいく劇場スタッフや
馬鹿にされまくるプリマドンナが、不憫だった

最後のキス&指輪を置いていくシーン
ファントムは救われたように、涙してたけど
哀れに思って、慰めてる感じが出てて
私は逆にきつかった

まあ人間は誰しも、何かしらが自分より劣っているなと感じたら、その人を見下してしまう性質があるからね
そういう意図も含んだ結末なんかな

結局容姿に囚われているのは、ファントムも同じよね
芸術家肌と言われてるとはいえ、クリスティーヌがブサイクだったら、好きになっていたんだろうか

あとしょーもないことだけど
時代設定の割に、怪人の隠れ家で 水路の底から蝋燭出現したり、
ラウルがインディジョーンズみたいなピンチに陥るシーン、機械感すごくて笑ってしまった
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