ThomasCrown

ブラック・レインのThomasCrownのレビュー・感想・評価

ブラック・レイン(1989年製作の映画)
3.6
初めて観る松田優作出演の映画。任侠物、マフィア物に皆無な自分ですが、結構楽しめました。松田優作の目付きが印象的な悪役っぷり、高倉健の堅真面目な警部補、マイケル・ダグラスのフランクっぷり、アンディ・ガルシアのスタイリッシュさがそれぞれ活きていて、面白味が増していきました。最終局面がもっと派手でもよかったかなと思います。全体的に高倉健とダグラスの紆余曲折に焦点が充てられているので、しょうがないのかもしれませんが、少し物足りなさを感じました。でも日本を描写した映画では、突っ込みどころはありますが、1、2を争うクオリティだと思います。何だかんだ言って面白いですし、何も考えずに観れました。今じゃ、作れない1本!!
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