おくちん

ブラック・レインのおくちんのレビュー・感想・評価

ブラック・レイン(1989年製作の映画)
3.2
地上波放送で鑑賞。初めて観ました。何となく、日本勘違い映画っぽい気がして観ていませんでした。リドリースコットなのに、、、。可笑しな所はありましたが、松田優作が凄い!生きていれば、渡辺謙みたいにハリウッドでスターになっていたんだろうなと思いました。主人公のニックはダメな男って感じであまり共感はできず、横暴なアメリカ人って感じ。タイトルのブラックレインは原爆の雨のことであるが、日本はアメリカにある意味、占領され、洗脳されたのかもしれないと思いました。松田演じる佐藤が当時、日本人が言われていたエコノミックアニマルを表していて、元を辿れば、アメリカが駆り立てたのではないかと。目線がアメリカ寄りではありますが、アメリカ人には日本人が狂気に見えたのかも知れません。松田優作最高の演技に興奮しました。良かったです!