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ブラック・レインのshimakanのレビュー・感想・評価

ブラック・レイン(1989年製作の映画)
4.3
午前十時の映画祭13で観賞。

OPの渋さから一気に痺れる。
リドスコが大阪ロケに本格挑戦した一風変わったクライムアクション。グラサン付けてバイクで街を走るマイケル・ダグラスがカッコ良すぎる。そして松田優作、高倉健、アンディ・ガルシア。この4人だからこそ出せない魅力がありすぎる。松田優作は本作が遺作となり最狂の犯罪者・佐藤を演じ切った。高倉健のなんともいえない雰囲気もたまらん。アンディ・ガルシアの存在感も本当に好き。大阪の映し方もリドスコらしくどの画もとにかく美しい。飽きることなく展開されるアクション。ラスト、泥まみれになって戦う場面は映画史上最も燃えたアクションシーン。最初と最後に流れる『I'll be holding on』が何より最高。



何気にマイケル・ダグラスがうどん啜ってるシーンが一番好きだったりする。
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