徳太郎

ブラック・レインの徳太郎のネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・レイン(1989年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

OPはいいんだ、ムードは。同時に物凄い不安になった。こんな奴が主役なのか?
この映画の良いところは日本人の目から見て、適正な位置に役者達が配置されて、日本でロケしてる事だ。歌舞伎町は難しいだろ。裕也とガッツは本物の刑事と思った(いい意味で騙された)。数人なら新しい役柄でもいいさ。そんなのばかりでは違和感で疲弊してしまうさ。第一、新しい役柄ではうまくない。
変わっている。メリケンの主役が日本の警官に諭されたり、佐藤は生き延びるし、メリケンは気違いで血狂いでのし上がる為には手段を選ばない義理人情のない拝金主義者じゃあ、と言ってたり、メリケンには受けが悪いだろう。公開当時じゃ戦争責任の意識も浸透してないしな。その受けが悪い部分を好きなのだ。
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