f

ブラック・レインのfのレビュー・感想・評価

ブラック・レイン(1989年製作の映画)
3.2
定石の嵐で正直ストーリーはつまらないけどタイトルの意味が分かる頃には納得した。戦後の戒めや刺さるセリフを楽しむ映画だと思えば稚拙な脚本が妙にハマる。ハードボイルドだ。
ブレランを彷彿とさせる退廃的な世界観。大阪が舞台だけどそこまでサイバーパンクな感じはないので昭和の日本を楽しめます。露店で麺も食ってます。
主役が「外人」なので日本語が飛び交い置き去りにされる描写は正にホームな気分!融通の効かない体制やヘラヘラした日本人など割と的確に捉えた演出が素晴らしいです。突然流暢に英語を話し出す大阪府警やヤクザには笑えたけども。
f

f