このレビューはネタバレを含みます
予告を見た時に「生涯忘れられない恋、劇場」とナレーションされて見たところ切ない映画だった。山崎賢人(永田)のクズっぷりは凄くて見ていてイライラした。松岡茉優(さきちゃん)の優しさが凄かったし、さきちゃんがどんどん壊れていく演技凄かった。最初は「バカだな」「騙されてるな」と思って見ててそれでも何か永田がいい意味で変わっていくものだと思っていたが何も変わらず時間だけが経っていく。さきちゃんはもがいてもがいて順応していこうとしていくけど悪い方向に繋がっていき最終的には東京を離れる事になる。
永田の
自分が何に腹を立てているのか分からなくなった。彼女の純粋で無垢な性格が憎かったかもしれない。その優しさに触れると自分の醜さが強調されいつも以上に劣等感が刺激され苦しみが増すことがあった
このナレーションは心に刺さった
優しくされすぎると心が痛い時はたまにある。
さきちゃんの
気づいてないと思うけどさ、永くんってね、私のこと一度も褒めたりしてくれたこと一度もないんだよわかる？
初めてさきちゃんが永田に本音を言うシーン
このシーンはもう涙が出てきた
