劇場のネタバレレビュー・内容・結末

上映館(19館)

「劇場」に投稿されたネタバレ・内容・結末

人間の弱さ、不器用さ、ありのままの姿、取り繕う姿

胸が苦しくなった、泣けてきた
沙希ちゃんに自然と感情移入してた

人生って難しい、いろんな人がいていろんな感情があっていろんな生き方があって、、、

山崎賢人も松岡茉優も素晴らしい演技だなあ

最後の現実から劇場への転換が素晴らしかった。
語彙で表せないのが悔しい。
ハッとさせられた、胸が熱くなった。
山﨑賢人が最高にクズ。
クズすぎて途中はイライラしました。
でも、ラストのシーンはとても良い。
舞台演劇見たくなった。
これは、映画館で見るべきものですね。
せっかくテーマが劇場なんですから、普遍的な恋愛物語をなんの障害もなく終わっていく。一見短調に見えるものが、すごく思いが複雑化していって壊れてしまう。男は、失った時に気づく。その日々が全て劇場だったのかもしれませんね。

好きな人がいるからどんな人の誘いも断って早く家に帰る。そんなことが
なんで出来なかったんだろうなあ
で泣いた

失ってから気づいた不器用な男の話
永くん目線で語りが入るから感情の機微はよく分かる

服飾の男友達から譲られたバイクと上着にひそかに怒りを感じて乗り回して
初めは咲ちゃんもバア〜って驚かすも何周もすると棒立ちに、さらに何周かするとそこにすら居なくなり最後はバイクを止めて振り返るシーンがやたら印象に残ったが、ラストまでみたらなるほど納得がいった。
この映画全体のことを言っていたのだと。

帰ったらミシンを動かしている咲ちゃん
しあわせな同棲生活の裏でも生活費払ってくれないとか思ってたんだろうか
朝までゲームをして返事もそっけない、いつしか沢山飲んで気が大きくなった日にだけ夜中帰ってきて添い寝する永君
こんな恋人関係見たことないから想像も難しい

もう27だよって泣きついた後バイト先の店長と帰った咲を自転車の後ろに乗せて一方的に語りかける、上には満開で、フィルターにかかって真っ白な桜が映るシーンの時の人物の感情の理解が難しかった。


ラスト劇場に繋がるシーンは
恐らく帰宅した咲ちゃんを迎え入れるところからが演劇部分だったのかもしれない。
演劇でならなんでもできる。今から言うことは現実でも出来るかもしれない。
咲ちゃんは実家に帰って体が良くなる。俺は演劇を続けて認められるかもしれない。そしたら沢山お金が稼げる。そしたら美味しいものを沢山食べに行こう。

東京に来て歳をとって勝手に変わっていったのは私の方だよ、だからありがとう
これは時系列で言うと演劇中のセリフってことになるがやはり実際に言ったことのように感じる。

松岡茉優みたいな彼女可愛い。
映画館で観たら恐らくもっと泣いていた。
映画や演劇は、ある意味客観的な「神の視点」で物語を見ているわけで、それでもなお作品の中に入り込んで、感動したり、登場人物と同じように傷付いたり、怒ったり、スクリーンを飛び越えて、客席を飛び越えて、入り込んでしまう。

結局僕らは沙希と同じ視点で見ていたわけだけど、あの物語を「客観的」に見て、どう感じただろうか。自分が感じた永田への怒り、不快感、反面思い当たる自分自身も少なからずあったであろう「痛さ」!笑

沙希が何でも許してくれるから褒めてくれるから、それに甘えてわがままになって、笑顔が途絶えた途端、取り繕うように戯けてみたり。自意識過剰が過ぎる(日本語がおかしいけど)ので、がんじがらめになって笑えないし、いい作品も作れない。
素直に沙希のことに惹かれて、素直に作品に取り組んだときが一番よかったっていう皮肉。前衛を履き違えてるって何か作品を作る人たちにとって通ってくる道に思えた。

結局人の心を動かすことって、それらを通り抜けた素直さみたいなところが必要なのかな。表現者でも何でもなく単なるサラリーマンの自分にとってもなんか通じることもあるなぁと勝手に感じ取ってみた。
永くんがクズ男すぎたけれど、それにも増してさきちゃんの序盤の優しすぎる姿とは裏腹に後半どんどん落ちていく姿が凄かった、、

日常しか描かれていないのにすごく引き込まれた。

私はAmazonプライムで鑑賞しましたが、これは絶対映画館で観るべき作品だと思います。
知り合いの方に勧められて視聴。
又吉作品/山崎賢人&松岡茉優という今時俳優主演の2点から、最近の邦画っぽいなとなんとなくハードル上げずのスタートでしたがヤバすぎました。

永くんの自分への自己肯定感(と言っていいのかわからないですが)が低くなればなるほど、周りの大好きなもの(今回の場合サキちゃん)を傷つけてしまう負の無限ループ、わかりみ深い人はみんな友達。
傷つけて傷つけた後、取り返しのつかないことしたかもって気付くやつ。困りましたね…

永くんがサキちゃんを悪くしてしまったとか色々言われてたけど、私はどっちもどっちだったのではと思ったりもしました。カップルって結局似た者同士信者なので…でも永くんはお友達ずっと大事にした方がいいよ。

私情により、最後の永くんのくだりは涙が出てしまったので、全同棲解消女子は見てください!

でも私はディズニー一緒に行ってくれる人がいいです。
『いちばん会いたい人に会いに行く、こんな当たり前のことがなんで出来なかったんだろうね』
別れるその時になってから、あれもこれもしたかった、こんな未来があったかもしれない、ああすれば良かったこうしたら良かったって後悔と叶わなかった事が押し寄せてくる。なんで気付くのはいつも、戻れない所まで来てしまってからなんだろうね。この時の山崎賢人の表情でボロ泣きした。『帰ってきたら梨を食べよう。今度は俺がむくから』
『永くん何考えてるのか分からない時がある』
言葉にする事は大切だ、昔こそ全部が全部言ってしまっては意味も何も無いとか思っていたけど

さきちゃんが笑っている時が幸せだった。ずっと続けばいいと思った。

猿のお面で笑うさきちゃん、無反応のさきちゃん、、最後に泣くさきちゃんを笑わせたくて踊り続ける永田はちょっと情けなくて滑稽だけど、自分を守りたくて素直にいられなかった永田の成長なのかなあと思った。さきちゃんが笑って終わるラストはギュッとしたけど、すごく良かった。


最後の舞台はまだ死んでないよの劇って事なのかなあ。ここは自分の好きに解釈した方が良さそうだなって思った、本読んでないから余計に。
ザ・行定映画という感じ。セカチューから安定した涙腺キラー。はじめ90分は退屈だけど、ラスト30分の涙腺の破壊力がある。さすが岩井監督の正統な後継者(と私は勝手に思っている)だけあるなあ〜。特に自転車のシーンは素敵で、10年しても私はこのシーンを忘れられないだろう…。何テイクやったか心配になるけど笑、照明も綺麗でした。
原作未読

斎藤工感強い山崎賢人が超絶かわいい松岡茉優を
アル中直前まで追い込んでいく、
隣の部屋にいたら大迷惑な共依存カップルの話。

松岡茉優が素晴らしい。
いつも素晴らしいけど特に素晴らしい。
山崎賢人が「神様」呼ばわりしていたように
中盤まではフィクションありありの「いい子」で、
下手な女優もどきがやっていたら
げんなりするような役柄だったが、
松岡は芝居、姿形、声音等で以って
ギリギリのラインで沙希を成立させていた。
中盤以降の生活や感情が荒れていく様子もよかった。
荒れ始めてからのポツッとした台詞の響くこと響くこと。

過去に「斉木楠雄のψ難」を観ており、
「劇場」で松岡茉優観たいけど
相手が山崎か……と思って鑑賞を迷っていたが、
いい意味で裏切られた。
過去に「菊とギロチン」を観ており、
寛一郎も出るのか……と公開前には思っていたが、
先日観た「一度も撃ってません」で
薄れた不安は復活せずに済んだ。
伊藤沙莉の説得力ある芝居と声の安定感は期待通り。

お互いにややこしいことは避けて
本質的な会話を全然しないところはもちろんのこと、
松岡と山崎が同棲カップルでありながら
セックスはおろかキスシーンもないことが、
この同棲が「ままごと」であることを
なにより示していたように思う。

登場人物の台詞やモノローグ、
松岡の髪の長さでしか経年がわからないのは難。
モノローグが多すぎるのが気になった。
もしもモノローグなしで
山崎がすべての感情表現を芝居でできていたら、
すごい名作!! と思えたかもしれない。
終盤近くまではシーンのぶつ切りも気になったが、
ラストから考えるに、
もしかしたら舞台転換の暗転イメージだったのかもしれない。

ケラ、吹越満、白石和彌を意図せず観られたのは嬉しかった。
白石監督、舞台鑑賞客としての登場なので
トレードマークの帽子なし。

散々好き勝手しておいて別れる段になって
露骨に相手を誉めたり相手の望むことをしたりって
男性あるあるに思うのだが、
逆って聞いたことないなぁと思いながら終盤を観ていた。

ラスト、部屋の壁が外側に倒れて
舞台セットだったことが明かされる演出は
「蒲田行進曲」を彷彿とさせた。
「蒲田行進曲」では脚本と構成の妙による
緊張と緩和で号泣させられたが、
本作では松岡の演技力のみによって
ほろりとさせられるにとどまった。
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