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劇場のtomoneのネタバレレビュー・内容・結末

劇場(2020年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

YouTubeの広告で流れてきすぎてて(?笑)全然観る気なかったのに、友達のレビューを読んで、観て見ました。が、思った以上に感情移入しすぎて、ものすごく感動してしまった。
永くん私は全然クズじゃないと思うな〜。不器用でプライドも少し高いけど、自分のやりたいことと向き合ってて、それでもサキのことが好きで、そんな状況下で自分なりにサキをどう愛せるか、彼なりに頑張っていたと思う。だからこそ憎めないし、不器用なりのそういう頑張り一つ一つに、私は涙してました。。。(財布とシーンとかもうどうしようかと思った涙涙涙) 自分のことが一番好きな人って自分の生きたいビジョンと、でも大好きなパートナーと、どうやって両立させるのかなあ。本当に難しいよねぇ私には解決の仕方がわからないよ(って永君サイドかよ!って、笑)
後は、桜道を2ケツしながら走るシーンで爆泣きしました。
いつも笑ってて明るかったサキがうんともすんとも言わなくなり、ただただ永君が話してるのを聞入れて、後ろで静かに泣いてるシーン。。。寂しさとかモヤモヤの後の好きな人の温かさって、あれ本当に意味わからないくらい胸の底から何かが色々こみ上げてしまうものですよねえ...それ見てて涙ボロボロおばさん
あと、サキは追いついてなかったけど、(笑)繊細な永君の話しが個人的にとても好きだったなあ。考えなくてもいい事をわざわざ考えたりするのが凄く好きです(笑)(平凡の基準の話しの下りとかすごい好き)
なんか、純粋キラキラ〜系女子見てるのあんり好きくないけど、松岡茉優は終始ずーーーーっと可愛いな〜と思いながら観られた。多分、勝手にふるえてろのサバサバキャラが中々好きだったからなのかなあ(笑)ていうか、そもそも演技力が高い女優だと思います。にこにこサキが途中から狂ったサキになるところも演技に圧倒される
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