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劇場のRのネタバレレビュー・内容・結末

劇場(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

出てくる場所、文調、主人公のクズっぷりから滲みダダ漏れる太宰臭。
冒頭は現代版の太宰作品読んでる気持ちにすらなる。

自分と重なる要素の無いストーリーのはずなのに、忘れかけてたいろんな脳裏の記憶が点でがんがん引き摺り出されて泣いた。

月日ってこれ以上なく濃い感情も若さも、容赦なく薄めるから怖いですよね…
終わると危機悟る瞬間からもう終わりは始まっていて、そこからはどう必死に足掻いても崩れていく一方のあの時間…
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