このレビューはネタバレを含みます
記録
2020.8.1
久々にすごいよかったなあと浸った映画！
山崎賢人くん演じる永田が
彼女の優しさと周りに甘えすぎたゆえの結末だとは思うけど
いい意味で最後に予想が裏切られた。
今までキラキラ漫画実写化王子だった賢人くんだけど
こういう難しい感情の役やるとやっぱり上手いなあと思う。2人とも演技派！
初めは永田が予想以上のクズヒモっぷりで
沙希ちゃんが可愛くて健気で可哀想、、の連続。
こんな出来た彼女いるのに贅沢だぞ永田ー！それ言われたくないわー！
って永田のクズさに何度イライラしたか。
でも後半になるにつれて
こんなにクズでも沙希が永田を好きだった理由が分かってきた。
時々垣間見えてた素直なところや優しさを最初からもっと見せていれば
そしてもっと早く沙希の優しさにも気づいてあげられれば
すぐ幸せになれたはずなのに、と切なかった。
自分のことを好きでいてくれる人は
ちゃんと初めから大切にしないとね。
途中の感想だけでは分からない
タイトルの「劇場」の意味が
最後まで観て分かった。
