中島晋作

光に生きる ロビー・ミューラーの中島晋作のレビュー・感想・評価

4.3
水面に映る木々の姿とか、列車が通り過ぎたあとに雑草がゆれる場面とか、まったく些細な、というか微細なショットに感動する。なんでもない瞬間を見るためにこそ映画は存在するのだと教えてくれるよう。ペドロ・コスタが「映画とはつまらないものだ」と言った意味を今日ほど噛み締めた日はない。
中島晋作

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