MiYA

雁の寺のMiYAのレビュー・感想・評価

雁の寺(1962年製作の映画)
3.4
愛人を囲う生臭坊主の下で働く修行僧が、煩悩に悩まされた末にとった行動とは。

原作は水上勉で、仏寺を舞台にした人間模様を描いたドラマではあるのです。修行僧は最後には和尚や愛人に対して逆ギレするであろうことは見当がつくのですが、予想の斜め上をいく行動にびっくり。これ、立派なクライムムービーですよ。「棺がなぜか重い」とか、オチがブラックで好き。やられました。

BS松竹東急にて。
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