オオイタ

Mank/マンクのオオイタのレビュー・感想・評価

Mank/マンク(2020年製作の映画)
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すごい大きな出来事が起こるわけでもなく、ただ観客の気持ちを揺さぶり、最後は体感したことがないような余韻を与える、と書くとあまりにも月並みな表現だけれど、これほどまで精密で「憧憬」を描けた作品は稀だと思います。

最高な解説や感想は色んなところに転がってるので、是非そちらを読んで欲しいですが、個人的には『ハリウッド』といい、ネトフリはハリウッドがもたらした光とその功罪という面を描きたいらしく、それはつまりネトフリがハリウッドを狙っている(自己批判をした上で次のフェーズにいく、というアメリカの方程式)ということを強く根拠づけることであり、2020年代は本当に面白くなりそうだなという大きな期待を感じた。
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