各地から拉致された一般人がいきなり人間ハントに参加させられる。
なぜそのような事態に巻き込まれてしまったのか?!
単純にアクションホラーとしてのレベルが高くそれだけでかなり楽しめる。
ホラーに良くある「この敵役、全く殺す気ないやん…」という興醒めシーンがなく、容赦なく殺しにかかってくる。
また見た目のホラーと合わせて心理的ホラーの要素も非常に完成度が高い、、
キューアノンなどの陰謀論を簡単に信じてしまうやばい一般人と、逆にSDGsやフェミなどに傾倒しすぎる意識高すぎる富裕層を非常にうまく風刺し、その両者の行き過ぎた確執をうまく物語の背骨に組み込んでいる。
ある種この人間の浅はかさこそホラーだ、と思わせるダブルで怖く、面白い名作。