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ザ・ハントのkyuuuriのレビュー・感想・評価

ザ・ハント(2020年製作の映画)
4.0
“ピン抜いた?”
あぁ。もう!!

“第一印象は当てにならないと伝える物語だ”
と製作ジェイソン・プラムが言うように、安心しきって観ていると痛い目に合う映画。

この人、味方?
なにこれ信用していいの?っていう感じ。

クリスタル役のベティ・ギルピンが、なんていうか美しくて勇ましくて、カッコよかった。

かなり暴力的なアクション・スリラー。

社会問題も扱っていて、単純なバトルロワイヤルものじゃないところが好感がもてた。

初っ端から、人がどんどん死ぬって知ってはいたけれど。
あ、この人が主人公?
あれ、死んじゃった、
じゃあこの人?
…ちがう、、、。
って、なった。

内臓リアル。

ウサギとカメの話。
わぁぁ。

見どころは、キッチンのシーン。
“休憩ね”って2人で横たわるところ。アシーナが闘いながら、「このシャンパンはだめ」って叫んだり「ガラスはいや」ってドア開けたり、我儘言っているシーンあって、(なにこれ、2人でじゃれあってるの?)って思った。
笑えた。

最後のシーンも、一緒に血流しながら横たわって語り合っちゃって、終末の谷のナルトとサスケかと思った。
結末は全然違うけど。

なんか、想像していたグロ映画じゃなくて、良かった。
バイオレンスな映画は嫌いだけど、これは高評価。
ジョージ・オーウェルの“動物農場”読む。

【追記】
動物農場を読んで、、、、。
ザ・ハントの最後のシーンに衝撃を受けた。
クリスタルは彼らと同じ服を着て、同じ物を飲む。
つまりそれって…。
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