このレビューはネタバレを含みます
金持ちが娯楽として人間狩りをしていた！という映画
序盤の怒涛の展開にはテンション上がりました
この女性が主人公なのかなと思いきや頭が爆散して即死
そして次のキャラクターに視点が移るもまた死亡
この目まぐるしいリレーがめちゃくちゃ楽しかったです
人体破壊の描写も派手だったし、あっさり人が死に安心して見てられないのですごくドキドキできました 興奮したなぁ
でも根本のテーマがあんまり面白くなかった
アメリカや世界の情勢や価値観にすごく疎いのでなんにも刺さらなかったな
ポリコレやらリベラルやらよく分かんないんだけどそういう思想を皮肉ってるというのは伝わるんですがそれって面白いんですかね
陰謀論も熱心に信じてないし極端な思想も持ってないのでどこか他人事のように思えてしまった
アクションや人間狩りという面で娯楽作の体裁は保ってはいるんだけど、これは冗談だよという予防線でしかないというか
やりたいこと先行というより言いたいこと先行って感じだよね
そして言ってることは全部馬鹿にしてるだけという
本当に人間狩りをやっていて陰謀論は真実だった！という展開の方がファンタジー感あってワクワクしただろうし思想的にもより危なっかしいのでシンプルに面白そうなんだけどデスゲームものなんてありふれてるし浅いんですかね
私にはよく分かりません
