トモヤムクン

ソー:ラブ&サンダーのトモヤムクンのネタバレレビュー・内容・結末

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

色んな意味で『もう良いんじゃない?』

ラグナロクからソー推しの僕です。
公開から1日経ち、
休日出勤のレイトショーで鑑賞。
(IMAXで観たのにポスター貰えなかった😭)

早速レビューに入りますが、
結構辛辣な事言います。
↓↓↓
まず鑑賞後に思ったのは、
またソーは何かを失うのか…

ダーク・ワールドで母親を亡くし、
ラグナロクで父親と仲間、故郷を亡くし、
インフィニティウォーでロキを亡くし、
サノスにも敗れ、
エンドゲームでヒステリックな姿になり、
シリーズを増す毎に、
何か大切な物をなくしながらも、
ヒーローとして戦い、
横柄だった雷神が少しずつ、
人間味溢れる英雄となっていく姿に
惹かれていました。

本作では、
久しぶりの登場の元恋人のジェーン。
そんなジェーンが
『マイティ・ソー』へと変身し、
ソーと共闘する。
そんな魅力的な内容をみて、
失ってばかりのソーにようやく、
安住の地が出来るのだと楽しみしてました。
(予告を一切見ていなかったのでジェーンが、
登場する以外は何も知りませんでした)

しかし蓋を開けてみれば、
決してつまらないとは言いませんが、
イマイチテンションが上がらないままでした。

一問一答形式で書いていきます。

【ガーディアンズの共闘が見たい!】
→エンドゲームの最後、
失ったばかりのソーが自分探しの為に
ガーディアンズと共に旅に出ましたね。
本作もそこから始まりますが、
結局ソーが大暴れするのみで、
ガーディアンズのメンバーからは、
ちょっと邪魔者扱い。
ゴアの出現で別れますが、
折角の組み合わせが生かせられないままで
凄い勿体ない気分でした。

【伏線がない】
→ガーディアンズと別れる際、
ピーターから、
『途方に暮れたら愛する者の目を見ろ』
的な事を言われていたと思います。
ジェーンが再登場する本作で、
何か2人にピンチが起きた時に、
ラグナロクの雷神覚醒の如き、
テンションぶち上がりの何かが起きる!!
と期待するも…あんまし関係なかった。 

またクライマックスのジェーンの登場も、
なんでゴアにタコ殴りにされているソーと
ジェーンをリンクしているカットを
あそこにいれたんだろ?

もうその前から
『ジェーンに来るな!
って言ったけどジェーンは無理して行くな』
って見え見えなシーンがあったのに、
わざわざリンクして、
ムジョルニアがジェーンの前に現れて、

剣がソーの胸に刺さりそうになっても、
どうせジェーン来るでしょ!
って先読み出来すぎて何も面白くなかったな。
いやでしょうね!って感じっす。

【ゼウスのくだりいる?】
→エンドゲームでは、
半分に減った人口を元に戻す為、
過去に戻り要所要所からストーンを回収する、
ミッションがありました。
そこで
スタークは亡き父に会い、
ソーは亡き母に会い、等

これらはミッションの成功の為の、
1つのプロセスでありますが、
クライマックスにおける各キャラの覚悟を
感じさせる展開運びでした。

しかし本作におけるゼウスに関しましては、
5作目へのバトンに、
過ぎないのかなと思います!
正直ゼウスに会う前から、
『多分味方にならんし、馬鹿にされるな』
っと先読み出来ましたしね。
サンダーボルトの奪取と言う目的もありますが
実際奪取したところで、
クライマックスにそんなに活躍してないし…

【ソーから奪い過ぎでは?】
失ってばかりのソーに、
ジェーンの再登場でやっと、
やっと報われると思ったのに、
ジェーンまだ失うのかよ…

代表すると上記です。
終始、疑問とモヤモヤがまとわりつき、
楽しむと言うよりも、
単純作業を観ている感覚てじた。

ヘラクレス?
クレジット後じゃなくて、
ゼウスのくだりの時に、
陰ながらみているくらいのシーン入れとけよ。
一層、ゼウスのくだりが意味不明になるわ。
正直5作目はしんどいっす。

辛辣かもっすけど、
ソーもそろそろピリオド打ったら?
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