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ソー:ラブ&サンダーのnemのネタバレレビュー・内容・結末

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ハナシの中身スカスカでドライブ感も無いのに尺は長くて飽きてしまう。

クリスチャン・ベール演じる神殺しのヴィランはビジュアルと演技力が高いのにキャラ造形が薄いので魅力に乏しい。娘死んだの一本槍だけでキャラクタが活きると思ってるんだとしたら愚かすぎる。

ナタリー・ポートマンにしてもあそこまで身体を鍛えあげてソーを演じたことはホントにすごいと思うけど、キャラ造形がこちらも薄い。がん治療目的でミョルニルのとこ行ったら雷鳴ってこうなった。ってどういうことだよ。
死んだときも感情が殆ど動かされなかった。

役者が不憫でならない。

序盤のガーディアンズと共闘してるシーンは最高にテンションあがったけどあとはダラダラしてた。

マット・デイモンやらラッセル・クロウを芸人扱いしたシーンや、ストームブレイカーが嫉妬深い女みたいに見せるシーンはまあ良いとは思うけど、本筋のストーリーがしっかりしててこそこういう部分が評価できるわけで、メインがぺらっぺらの状態であんなもん見せられてもあんまり嬉しくない。

MCUのなかでもかなり知能指数低めのお祭りアホ映画。
あとIMAX3Dでみたけど、3Dの効果全然感じられなかった。このポイントだけで言えばドクター・ストレンジの新作の方が良かったぞ。
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