ギャス

ソー:ラブ&サンダーのギャスのレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.4

ヤギがうるせえwww

クリスチャンベールの新たな不気味さをスパイスに、
アホ楽しさとアクションのメリハリ、いろいろな相棒?恋人?との愛憎のコメディ、出オチ感満載のキャスティング、説明的なドタバタ小芝居などなど、雑なところもありながらもさすがのタイカワイティティ節。楽しかった。

エンドロールの最後まで、もちろん必見。

ただ、子供の夢を叶える展開なのかどうか、、
賛否あるだろうシーンも。

ラブandサンダー、タイトルのオチが素晴らしかった。

ヤギの参考資料?↓前に流行ったなww
https://youtu.be/nlYlNF30bVg


ネタバレ
大「神さま」会議、日本の神は神道だから姿にするのは難しいね。なぜ武者なんだ?
他の神も自由自在に登場させる力技。ゼウス死んだかと思った。ソーが北欧神話だからこそだが、神という扱いの難しいテーマをキワキワに攻める姿勢に、実は覚悟と矜持を感じる。
科学の発達した今でも、異なる神の信仰のもとにシリアスな戦争が起こる時代(我が国ではカルト宗教が政権を握るありさま)、映画でこれだけの多様な信仰を目の前に突きつけられたら、世界に向かってもう少し寛容に気楽に行こうよとでも言いたくなる。

子どもを戦士にするシーンはちょっと引いた。しかし、もし子どもたちがこれを見たら自分達がヒーローになるワクワク感は何にも変えがたいだろう。エンタメとして消化するべきか、子どもを戦争(殺し合い)に巻き込む思想に警戒すべきか、いまだ悩み中だ。
ただなんといっても、勇ましく死んだらヴァルハラに行ける世界だからなぁ。。そもそもの北欧神話世界。
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