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ソー:ラブ&サンダーのWOODYのレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.7
Dolby Cinema(3D)で観賞。

愛がテーマの本作。「家族愛」も強く描かれていたけど、まさにファミリームービーの様なキャスト!

ラブ→インディア・ヘムズワース(娘)
幼少期ソー→サシャ&トリスタン・ヘムズワース(双子の息子)
狼女→エルサ・パタキー(妻)
舞台ソー→ルーク・ヘムズワース(兄)
舞台ロキ→マット・デイモン
攫われたアスガルドの子供達→クリスチャン・ベールの息子、ナタリー・ポートマンの子供、タイカ・ワイティティの子供たちが居る

内容自体はまぁ面白かったけど、「違和感が邪魔して集中しきれない」という意味でもったいない作品だった。
これは完全なる素人意見だけど、編集がおかしかったのかなと。全体的に会話の間の取り方が不自然だし、場面の切り替え方もおかしく感じる所があった。
MCUのメインキャラ作品で2時間はかなり短めな気がするし、回転率重視で無理やり切ったのではと邪推。
監督へのインタビューで「本作のディレクターズ・カット版は4時間以上に及ぶものの、監督自身はあまり興味が無いようで、公開される可能性が低いと見られる」とあったけど、是非公開して欲しい。
でも劇場に居る皆が同じシーンでクスクスしてるのはやっぱ良いね。ああいう一体感は劇場ならでは。

ストームブレイカーとムジョルニアが最高に面白くて、特に「嫉妬に狂ったパートナーが刃物を持って陰からスッと出てきて色男がしどろもどろになって焦りまくる」みたいな演出は笑うしかなかった。

「元カノ」が「ジェーン」だけじゃなくて「ムジョルニア」にも掛かっているというダブルミーニングも最高。

ゴアはキャラの造形(デザイン、メイク)もクリスチャン・ベールの演技も素晴らしかった。

GOTGの面々が出てきて嬉しみ。
ソーが「全然帰ろうとしないティーンのカップル」並みにめっちゃしつこくて笑った。

「うるさいヤギ」が話題だけど、個人的にはそこまで刺さらず。面白いとは思うけど。

全能の都市、サーガ全体のスケール(というか強さのインフレ)が更に拡大した感。
バオめっちゃ可愛かったな。
2体の巨人は『エターナルズ』に登場したセレスティアルズ?全能の都市(に居る神々)との関係性が気になる。
ラッセル・クロウ最高!スカートみたいな服可愛かった。
ソーの全裸に女性神が失神したり色めき立ってたのめちゃくちゃ笑った。
次回作の敵キャラはヘラクレスかな。悪い奴では無さそう。

というか!クリヘム版ソーは本作が最後だと思っていたので!めちゃくちゃビックリしたよね!だから本作公開前は「ジェーンが二代目ソーを継ぐ物語」だと思ってた!まぁ嬉しい誤算ですけど!クリヘム大好きなので後10年やってくれ!せめてマルチバース・サーガ(フェーズ6)の最後まで!!

メイキングでの一幕。
クリヘム「(ソーを演じるのは最後かもしれないが)オーストラリアで撮影できて良かった」
娘ちゃん「最後なんて言わないで」
(スタッフ爆笑、クリヘムも思わず笑い頭を撫でる)
クリヘム「それはマーベルと話そう」

娘ちゃんナイス!!
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