このレビューはネタバレを含みます
ハロウィンの正統的後継作とも言われているらしい、2018・2021に次ぐ最終作の今作。
新ハロウィンは古き良き最初のマイケルの不気味さを残しつつ、ホラー要素を狙って入れている感じで、今作は視聴者が退屈しないようにマイケルの以外の切り口からマイケルに繋がるストーリーを入れ込んである感じを受けた。
正直マイケルの気味の悪い恐怖だけを膨らませてくれるほうが良かった。ローリーのストーリーはいいとして、コーリーとマイケルの関係性の話とか関係ないしどうでも良かった。前半30分以上コーリーの話で、一切マイケル出てこないし…。
待ちに待ったマイケルも、なんだか弱っちくて変なとこに住んでるし、お面取られるし…。人間じゃなくなったと思ってたけど、細々と生きながらえてる彼なんか見たくなかった。
素顔はほぼ見えなかったけど、剥がれた後の顎髭が妙にリアルで幻滅してしまったし、ラストがどちらかというとハッピーエンドだったのも残念。
ラストシーンのいつ呼んだのかマイケルに復讐したい街の人々がワラワラと集まってくるのは説明不足だと感じたし、違和感だった。
つまらなくはなかったけれど、やっぱりホラーの代表作なら、あのラストはちょっとなぁ…。
