NaokiAburatani

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのNaokiAburataniのレビュー・感想・評価

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まずは、とにかく様々な困難に負けず完成し世に出してくれたことに感謝。
冒頭とエンドロール前のシーンは胸が詰まる思いだったが、全体的に湿っぽくならなかったのは監督の手腕だったのだろうな。
正直IMAXで鑑賞したかったのだが、3D上映のみだったので断念…それでもワカンダや海底や迫力あるアクションシーンは目を見張るものがあった。尚更IMAXで観たくなったが…
惜しむらくは…本当にどうしようもないのは分かっているのだが…ティ・チャラがいた本来の話が見たかった…事情を知ってるだけに多少違和感ある展開でも「よく完成してくれた。」という観る側の忖度が働くのが歯痒い。勿論単体の映画の出来からすると素晴らしいのは言うまでもないのだが、前作の完成度と一番好きなMCU作品であることも手伝って、もう一押し欲しいと欲張ってしまう。
これでフェーズ4は終了とのことだが、フェーズ5に繋がる展開を見せて欲しかったところ。
しかし、女王も王女も気持ちは分かるが、生の感情が丸出し過ぎではなかろうか…皆の前でオコエをメタメタに叱るシーンはブラック企業ぽくていたたまれねぇ。
とにもかくにも短い時間とはいえチャドウィックをスクリーンで見せてくれてありがとうを言いたい。心からご冥福をお祈りしております。
ワカンダ・フォーエバー!!!
NaokiAburatani

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