最近のMCUを見てなくてもブラックパンサーの1作目さえ見とけば話わかるのは、かなり親切だった。
エンドゲームも見なくていい。
他作品との繋がりに脳を使わなくてよくて、マーベル疲れしてる人間としては、ありがたかった。
今作の印象は、追悼映画感強すぎ〜です。
シュリ全然ブラックパンサーにならないし、MCUの最新アクションってのは少ない。
前半のコミカルさはかなり好きで、新キャラもシュリとの相性よかったし、ツッコミの戦士もいて、導入としてはかなりハマってた。
だからこそ、もっとシュリ版のブラックパンサーをたくさん観たかったし、ワカンダフォーエヴァー！！フォーーー！！って楽しみたかったんだけど、鑑賞後はズーンです。
しみじみ、いい映画だったなあ…っていう感想。
ヒューマンドラマでした。
善悪の問題で、「今回のヴィランって悪ではないよね、あちら側からしたら逆にワカンダのほうがヴィランかもしれないしねぇ…」
みたいな物語に、イマイチ乗れなかったなあ。
勧善懲悪でブラックパンサーを継承してほしかった。
今回うまく継承できてるのかも疑問なのだがね。
無理やり「私がブラックパンサーだあ！」って感じで継いだけど、ワカンダ的に伝統とか気にしないん？相続でいいん？妹は相続順位低いけど。
そこが謎だった。誰か教えて。
