近所のイオンシネマで、早くも字幕版が上映終了になると聞きつけ、ギリギリで観に行くことができました。
マーベルの、しかも評価も悪くない映画が3週間で上映終了とか衝撃過ぎです。
肝心の内容ですが、やはり良くも悪くもチャドウィック・ボーズマンありきの作品だったのではないかと思います。
ティ・チャラ（回想シーン）が登場するたびに、グッと込み上げてくるものがあるのですが、それと同時に、『彼の出る映画はもう作られることはないんだなぁ』と、映画の世界から現実に引き戻されるような感覚になってしまいました。
決して、そういったシーンが悪いとかでは無いのですが。
ストーリーには、いくつか腑に落ちない部分があったりしたのですが、特に最終決戦では、こちらは万全の体制で敵であるタロカンの軍勢をおびき出して罠にかけるような形になるのに、あっという間に劣勢に陥るワカンダとは…ってなってしまいました。
あと、他のマーベル映画では感じたことはあまりないんですが、CG合成が少し雑だったように感じるシーンもあり、少し残念だったかなと。
とはいえ、トータルとしては、３時間近い上映時間にも関わらず、ダレることなく観終えられましたし、アクションシーンはカッコいいですし、特にカーチェイスからのオコエの見せ場のバトルもめちゃくちゃ良かったです。
今作は音楽もインパクトがあって、耳に残るような曲が多かったように思います。
調べてみたら、同じくインパクトのある曲の多かったテネットと同じ作曲者さんということで納得でした。
