Tatsuya

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのTatsuyaのレビュー・感想・評価

3.9
本作は、前作でワカンダの王でありブラックパンサーであるティ・チャラ王がなくなり、国が悲しみの中にあるところから始まります。
英雄であり守護神を失った国は機能するのか。そんな疑問もありましたが、さすがワカンダ。残された女性たちにスポットが当たり、彼女たちが協力して困難に立ち向かっていく姿にはワカンダの強さが存分に表れていました。

ただ個人的にはアクションシーンに物足りなさを感じました。ワカンダとしても王を失った失意の中にあること、そしてティ・チャラことチャドウィック・ボーズマンが亡くなり、彼の追悼映画でもあることから感傷的な内容になることは十分に理解できます。ですのでその辺りの評価は正直難しいところですが….。
と言いつつも、いずれにせよ名優「チャドウィック・ボーズマン」の存在の大きさを感じることになる作品であることは間違いないでしょう。
Tatsuya

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