汽笛の音で目を覚ます

巴里の屋根の下の汽笛の音で目を覚ますのレビュー・感想・評価

巴里の屋根の下(1930年製作の映画)
2.3
まだまだサイレント映画の名残りがあるトーキー映画。パリを舞台に、典型的なフランス映画でありがちな不幸が起こる展開で、なんだかスッキリしない終わり方をしている。

ちなみに、この作品がそういった作品をくくる「詩的リアリズム」の出発点とも言われているらしい。

とはいえ、ヒロインと主人公含め、魅力的なキャラクターがいないので、あんまりのめり込めなかった。冒頭の通りで歌うシーンが一番好きかな。