巴里の屋根の下の作品情報・感想・評価

「巴里の屋根の下」に投稿された感想・評価

kiyonaga

kiyonagaの感想・評価

3.0
期待に反して虚しい感想しかない。奪い合うことでしか愛を示せない男たちの料簡の狭さ。最も致命的なのはヒロインに対して微塵も魅力を感じず、その煩瑣な貞操観念に腹立たしさすら覚えたこと。主題歌はとても心地よい味わいであった
ゆこ

ゆこの感想・評価

3.4
終始コミカルで可愛い
巴里の街並みや、空に向かって生える煙突たちが愛らしい
冒頭と結末のカメラの動きがピノキオのマルチプレーン・カメラそっくりな気がする(この時はまだ発明されてないけど...)

ポーラの気持ちがイマイチ掴みきれなかった
アルベールも良い奴なのに貧乏くじばっかり引いちゃってキメきれない
というかアルベールについては、ポーラよりルイとのブロマンス的な関係のほうが気になる
普通に仲の良い親友なんだけど、距離が近いし絆も強い
お互いが相手を思い合っていて、賭けでも同じ細工をし合ってて
これからも彼らの熱い男臭い関係が続きますように
全76分間のうち72分ぐらいは、どこで静止画にしてもそのままお洒落JAZZのCDジャケットに使えそう。
喋り慣れしてなかった時期? トーキーなのにポーラ・イルリを筆頭に“豪華なサイレント感”を俳優さんたちが出す出す。
音楽は真っ当すぎてやや味気なし。
ストーリーはシンプルめに邁進。けど、画質劣化(字幕の読みづらさ)やところどころの翻訳ヌケもあり、全部理解できたわけじゃない。
でも、、、、ベッドの両外に男女、の可笑しみのわかりやすさは二次元級!(←絶賛)
mamiko

mamikoの感想・評価

-
男の人と女の人の気持ちがシンクロした時、歩幅が合うんですね、

肩小突きあう喧嘩したい



ときめいた


若い頃観た映画観るために集って女優の脚の話をする、羨ましいおじさんたち
三四郎

三四郎の感想・評価

3.0
遠くからやさしい歌声が聞こえてくる、それはだんだんと大きくなってくる。
メロディが素敵で忘れられない!いい歌だ!
トーキー初期の頃だからか、メロディは流れるように鳴り続けているが、セリフが少なく、サイレント演技とカット割りで展開していく。サイレントの撮影技法でトーキーを撮っているからこそわかることがある。それは言葉は無くともしっかりと観客に伝わるということだ。
男に唇も許さないし、もちろんベッドを共にすることもない。フランスにもこんなプロダクションコード時代のハリウッドのような清純なキネマ時代があったんだね!
フランス映画を観ていて常に思うが、そう『巴里祭』のときも…。男性のネクタイの締め方が雑すぎる。あの後ろを長くするおかしな締め方が、当時は粋だったのかしら?
フランス人は男も女も軽佻浮薄で若ければ誰にでも色目を使う…。男にも女にも倫理道徳が欠けている。目が合えば「恋愛」できる国だ。世界は男と女でできている、人生はいつも青春真っ盛り!それに哀愁が漂う感じ。

最後は友情の感動話かと思いきや、意外と靡きやすかったあの一人の女を巡って親友同士が拳闘寸前、哀れせつなし。
それにしてもサイコロで女をどうするか決めようとするなんて!私はフェミニストでは全くないし、フェミニズムなどどうでもいいが、この「女をもの(所有物)として扱う」あの親友の心が知れない。アルベールに悪いことをしたと悔いているのはわかるが、しかし「お前も彼女を愛しているんだろう??お前の愛は一体なんだったのか!本気で彼女を愛してたわけではないのか?!愛する女の運命はたかが三つのサイコロの数字で決められるものなのか?!」と叫びたくなった。大いなる疑問。男と女の関係はサイコロで決まるようなものなのかしら…。アルベールは親友の気持ちも女の気持ちもよくわかっているように描かれてるが、うーむこれでいいのか?
終幕はリフレインでまたあの歌声が聞こえてくる…

刑務所に入れられた男を待ってっ待って待ちわびて紅涙絞りし日々…というのはフランスでは通用しないのかしらん。このフランス娘かなり楽しそうに過ごしてる。結婚話も、荷物整理もあまり嬉しそうではなかったから、アルベールの一方的なせつない片思いだったということか!?

双葉十三郎や猪俣勝人の批評を読んでわかったが、トーキー初期時代は、何でもかんでも音を入れ、無駄にセリフを喋らせ…といった映画が溢れていたらしいので、このセリフを極力使わず、映像で語っていくサイレント映画式の技法はある意味新鮮な感じがしたそうな。
Ricola

Ricolaの感想・評価

4.0
ルネ・クレール監督の初トーキー映画。

歌手(?)のアルベールのラブストーリー。

初めて音が入る作品だったからか、音を生かした演出が多かった。
また、トーキー作品に不安だったのか、無声映画みたいなシーンも多く使われていて面白い。

あと足元をうつすショットが多かった。足の動きや動く方向だけでストーリーを表しているのが秀逸だし素敵だった。

結構ヒロインのポーラがすごい女性で戸惑ったけど、かわいいから許される感あった。

それに対してアルベールは本当に人間的に素敵な人だった。わたしも見習いたい。

映画の冒頭とラストのちょっとした違いを楽しむという撮り方が好き。

この映画のタイトルである"Sous les toits de Paris"という歌のモーリス・シュヴァリエが歌っているバージョンを、Spotifyのプレイリストに追加して聞いている。

女がアバズレすぎて、よく分かんないの。

無声映画的な演出が残ってるの、面白いね。オールトーキーではないのね。
KOU

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3.6
音の使い方の卓越した巧さ。
というか、ヒロインのポーラが見目麗し過ぎてストーリーがあんまり頭に入ってこなかった。素晴らしい。
n

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3.9
歌が頭に残りやすい。素敵な歌。
アパルトマンの縦横のカメラワーク、ラストシーンを奥行きを感じさせる撮り方、カメラワークが凄い。
アパルトマンで他の階から歌声が聞こえてくるシーンは、トーキーになったからこそ音の大小を効果的に使って表現できるようになったと思った。
Tyga

Tygaの感想・評価

3.4
冒頭がよかった。
屋根裏部屋までびっしり人が住んでるパリ。

ベッドに2人で寝るのをやめて、結果2人とも床で寝るところ好き。

まぁ、なんかゲームみたいな恋愛観ではあったし、ローラにオタサーの姫みたいな感じも受けたけど。

あえて音を出さないことであったり、音を小さくしたりする演出が、空間に奥行きを与えてくれる。
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