もずく酢

海辺の映画館―キネマの玉手箱のもずく酢のレビュー・感想・評価

4.8
海辺の映画館 キネマの玉手箱

故・大林宣彦監督が故郷の尾道で20年振りに作った戦争の歴史を映画で表現した作品。

凄く凝ったオープニング、現実と空想、パントマイム、ミュージカル、映像に解説の字幕が付いたり、所々笑えて、切なさあり、感動あり、観ている者が作品の中に引き込まれたり作品の中から外へ飛び出したりする役者達、あまり知られていない戦争の細かい歴史を豪華過ぎる日本の名優たちがわかりやすく演じてくれたり、もう「大林ワールド」が炸裂しまくり‼️

なんと作品公開予定日に永眠し、コロナウイルス感染拡大の影響により公開も延期となり、やっと今月公開となった。

余命3ヶ月を宣告され、抗癌剤治療を続け執念で完成した作品。

この作品は絶対にスクリーンで観るべき‼️

だけど、上映されてる映画館が少ないんだよなぁ😱