AbeCinemaTV

海辺の映画館―キネマの玉手箱のAbeCinemaTVのレビュー・感想・評価

4.0
たまたま時間があって、日比谷シャンテで鑑賞。

最近の映画館に一言申したい!!!寒い!!!!!!!外暑すぎるんだから半袖半ズボンだろ!そんな服装の人にあんな冷房聞かせすぎちゃダメ。トイレ行きたくなっちゃうだろ!!寒すぎて、ちょっと集中力が欠けた部分があったかもしれない。

大林宣彦イズムみたいなものは自分は正直ドンピシャハマってるわけではないんだけど、今回はそれでいうとすごい炸裂なんじゃないか??もう最期にやるだけやって大暴れしたみたいな感じ。反戦のメッセージもすごい。争いの歴史と反戦のメッセージをずーっといろんな時代を行き来しながら、訴え続けている。いろんなところにいろんな人が出ていてめちゃくちゃ豪華。しかもすごいベースにリアルな現実があったんかい!と思い知らされる。

なんかもう大林映画って評価するのはどうなんだろう。点数つけられるタイプの映画じゃないよなあ。映画の型にハマってないし、型どおりに見えば、チャチさ、無茶苦茶さ、演技の棒読み感とかもうダメといえばダメと言えちゃう。けど、大林映画としてはOKというかベスト、みたいなところあるよね。

女優陣が可愛い。TOHO CINEMASに行くと必ず出てくる山崎 紘菜さんの演技を初めて鑑賞。ピュアでいい。
あとさすがに同じシーン何度も出過ぎ、とかいうのは大林映画じゃあ見るな!って言われちゃうかな。
クライマックスの畳み掛けがちょっと長かったかな?もう少しスパッと終わってもらってもよかったと思う。

反戦や反原爆への熱い思いは受け取りました。8月に見るべき作品の一つであります。

2001年っぽいなあって最初思ったらやっぱ意識してた。
AbeCinemaTV

AbeCinemaTV