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海辺の映画館―キネマの玉手箱のMissYのレビュー・感想・評価

4.0
私の街では、やっと8/28から公開。大林宣彦監督の遺作になってしまいましたが、最後にすごい映画残されましたね。前作『花筐/HANAGATAMI』も、ぶっ飛んだ映像でしたが、それ以上にてんこ盛りでした。昔の尾道三部作の頃の大林映画だけが好きだった人には、ちょっと驚く感じかも。賛否両論ありそうな作品ですが、私は好きでした。戦争映画とは予備知識で情報仕入れてましたが、戊辰戦争まで遡るとは。日本人は大昔から戦争していて、いつもお上に騙されていたんだなぁー、愚かなことだなぁーというのが、よく分かります。戦争が人を狂気に走らせてしまうということも。ただ、ホントにごちゃ混ぜな映像だしストーリーなので、なんじゃこりゃ!って感じで拒否反応起こす人も多いかも!かくいう私ももう一回見たいかと聞かれると3時間の作品だし、うーん、と思います。
高橋幸宏さんが案外と沢山出ていて(勝手にちょっとの出番かと思っていた!)ドラム叩くシーンも!ファンは必見ですよ。
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