いつも『競馬四季報』を持ち歩くどこか不思議な女子高生・鮫島とその友人たちを描いたゆる〜い短編青春作品。
リアルなゆるさが心地よくてずっと観ていたくなる作品でした。
特にドラマ的な展開とかなくていいのでこのテンションで90分くらいの作品で観たい(笑)
恋愛っぽいけどそれもゆるい感じで清々しくて、各キャラクターの距離感がとても心地良い。
相手の事を知らないから知りたいと思う。
でも知ってしまえばその“解らない”という魅力はなくなってしまいます。
だけどその分、お互いの距離は縮まる。
こういう差し引きのやり取りが恋愛ってやつなのかもしれません。
恋を支払って愛に変換する。
ふとした日常の心地よい瞬間を感じた作品でした。