グルーチョ

リサと悪魔のグルーチョのレビュー・感想・評価

リサと悪魔(1973年製作の映画)
2.3
意味ありげなクローズアップ、象徴的なショット(止まった時計、いびつに溶けたロウソク、マネキン)、不必要に動くカメラ、苦悶する美女、がこれでもかと映し出されその実はまったく意味の無い空っぽの映像。ゴテゴテと飾られた画面。それを求めてマリオ・バーヴァの映画を人々は見る。その空虚さを求めて。

でもやっぱりずーっと観ているとしんどい…ただ偉そうな亭主をエロい奥さんがゴロゴロと何度も轢きまくるシーンは100点。テリー・サヴァラスもよい
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