JIZE

ハスラーズのJIZEのレビュー・感想・評価

ハスラーズ(2019年製作の映画)
3.6
リーマンショック後の困窮するニューヨークを舞台にストリップクラブで働くストリッパーたちがウォール街の裕福な顧客から大金をだましとる作戦を描いたスリラー映画。おもに"性差"と"弱者"の観点から社会性が染み込み毒々しい力作だった。もっとブッ飛んだ新鋭の内容かと思いきや案外フツウ。あらゆる意味で"媚びない"女たちが、一世一代の大勝負に繰り出す所業は、極めて痛烈で足早に顧客(カモ)をサバいていく彼女たちのヒートアップする加速感もステレオタイプでいて居心地が良かった。主役?のアジア人のイケテナイ感の当てかたや羽目を外し過ぎてダメになっちゃう感じもテンプレ的であるが王道が描かれている。総じて"連携と友情"を縦軸に繰り広げられるゴージャスなビジネスの世界は、やはり無敵かつ独創的で無類に惹きつけられてしまう。