YanRay

ダニエルのYanRayのネタバレレビュー・内容・結末

ダニエル(2019年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

すごくホラーで、まぁ良いんだけど...
これ、当事者やそれを知る周りの人からするとあまりにも酷な内容なんじゃないかと思うとちょっと辛い...。
結局は死でしか対抗措置はないの?絵や写真が統合失調症や鬱病傾向の方たちの専売特許みたいな扱いも...それって悲しすぎない...?
西洋医学だけじゃダメだからとか言って突然エクソシスムみたいな儀式始めるカウンセラーもアホだろ...なんでこんな奴のところ通ってるの?然るべき病院を勧める立場では...?しかもこんな役を黒人が演じて、結局殺されるのを見せられるのはもう嫌...。この唐突なオカルト要素に、病気を蔑んでる雰囲気を感じて興醒めだし、ラストシーンの対峙が「これホウキ持ってひとりで暴れてるんだよな...」って思うと、なんか...違う意味で後味悪い......
キャシーのような、芸術家なら「天真爛漫でクレイジーを演じる」くらいが丁度良いよね、みたいな描き方で説得力持たせようとしてる辺りもあまり好かない。

あと日本の宣伝路線が「ハリウッド2世の役者、美青年が美青年を支配する」みたいな内容や「ブロマンス」というワードを使ってたの、ほんと気に入らない。
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