Tatsu

ルース・エドガーのTatsuのレビュー・感想・評価

ルース・エドガー(2019年製作の映画)
3.6
視点としてはものすごく勉強になる映画だった。個人のアイデンティティと周りからのプレッシャー、崩れることを許されないストレスなど、パーソナルにアメリカで生きていくことについて、確かに斬新な視点を見いだしている作品だとは思う。たまに散見されるシンメトリーな構図、役者に寄りすぎず、クローズアップを使い分ける撮影は良かった。が、編集があんましよくなく、意味のないカットバックも見受けられる。あと、あの劇盤正直全然映画にマッチしてると思えず。軽妙に描くか、厳格なサスペンスに徹するかどっちかだと思う。
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