あさの

ルース・エドガーのあさののレビュー・感想・評価

ルース・エドガー(2019年製作の映画)
3.8
テーマの1つでもあるプライバシーが1番気になった。誰に何をどこまで話すか、それもプライバシーの1つだと思う。親なら、特に育った環境が複雑ならなおさら、子供のことを子供が見て体験したように知りたいと思うのだろうけど、やっぱりそうはいかない。どんなに仲良い家族でも違う人間だし、やっぱりそれぞれプライバシーはある。最初、息子のプライバシーを尊重したいと言ってたエイミーも、一度たががはずれると、知りたい欲は止まらなくなる。まるで底なし沼か出口のない迷宮のように…。もう、信じるしかないんだと思う。でも、1度でも疑いの念を抱くと、そうはいかないんだろうなあ。
ルースからしたら、絶妙なバランスでうまくやってたところをウィルソン先生にバラバラにされてしまう。だからこそ、同じようにウィルソン先生にも…。
あさの

あさの