最恐最悪…！シリアルキラー×シンビオートでとんでもない殺戮ヴィランが誕生。
クライマックスのバトルは彼らの弱点も上手く活かした演出で見応え十分。
エディ&ヴェノムの夫婦漫才も楽しめたけどカーネイジ登場までややクドイ。
来たるヴェノム続編！
▼前作のレビューはこちら
https://filmarks.com/movies/74102/reviews/70219580
前作でトム・ハーディ演じるエディ・ブロックとヴェノムが一体となりましたが、今作ではこの2人のバディ感がますます増しています。
冒頭からコメディ色全開で、とにかく2人の夫婦漫才さながらのやり取りが満載で楽しませてくれます。
たぶん本作を楽しめた人はそこの部分をニヤニヤしながら観ていたのではないでしょうか。
まぁ楽しいっちゃ楽しいんですが、個人的にはさっさと戦いのシーンたくさん入れてくれって思いながら観てました。
だからカーネイジが登場するまでは割と退屈というか…
しかし、ウディ・ハレルソン演じる連続殺人犯のクレタス・キャサディが潤滑油的に楽しませてくれました。
本来『スパイダーマン』のヴィランであるヴェノムがど根性ガエルと化し、のほほんとした癒し系キャラになってしまった以上、凶悪なヴィランの存在は重要です。
だから今回のFilmarksレビューのスコアについてはウディ・ハレルソンとカーネイジの存在に加点した形です。
正直もっとゴア描写とか入れてくれてもいいのにとも思いましたが、ひとまず破壊のかぎりを尽くすカーネイジが最高に魅力的なヴィランでした。ウディもかなり説得力ある悪役演技で大満足。
また一瞬だけスタン・リーが登場するシーンがあるので、それを見つけられて個人的には満足しました。
エンドクレジットではマーベルお馴染みのお楽しみ要素を入れてくれましたが、あれはそういうことでしょう。
続編などがまた楽しみになりました。
※2021年新作映画190本目
