1と同様に雨降って地固まるがごとく、衝突の末に絆を深める王道の展開。良い意味でも悪い意味でも1と大差ない内容。
1が好きな人は本作も好きだと思う。個人的にはこの作品でようやくアンチヒーロー“ヴェノム”が完成した気がする。
全体を通してエディよりヴェノムにスポットライトが多く当てられている印象で、とにかくヴェノムがかわいい。ちゃんとヴェノム達以外の前作からのキャラ（アン、ダン）にも活躍の場があって満足。
ヴィランに関しては正直好き嫌いが分かれると思った。クレタス・キャサディというキャラもヴィランとしてのカーネイジ（ビジュアルやアクション）も素晴らしいが、シンビオートとしてのカーネイジの意志を表す描写や、クレタス・キャサディとカーネイジが絡む描写が少なくて浅い。もう少しそこら辺描写しても良かったのではと思う。
戦闘シーンについては文句なし。
そして何よりポストクレジットシーンが最高。これを見れただけでも鑑賞料金払った価値がある。
今後の展開に期待大。
