ドラマがあったことは知らず映画のみの視聴。映画のみでも問題なく観られる作品だった。
主人公たちが直面する問題は日本で今なお起こり得る、起こっている問題だなとやるせない気持ちになりつつ、
1979年の映画「クレイマー、クレイマー」を彷彿とさせるような親権争いで、同性愛云々抜きに親達の独りよがりに巻き込まれる子供の構図はうん十年前から変わらないのだな…と思いを馳せたりした。
いずれの作品も最終的な着地点がよかったと思う。
同性愛者達の苦悩を描きながらも、一方でシングルマザーの苦悩も描かれたのが意外だった。
「自分たちが一番弱いと思っていた」という言葉が印象に残った。
あと、柴犬がめちゃくちゃ可愛い。
