クリストフォルー

禁断の惑星のクリストフォルーのレビュー・感想・評価

禁断の惑星(1956年製作の映画)
3.9
最初に観たのは、もちろん、テレビの洋画劇場の吹替え放映で、『宇宙大作戦(スター・トレック)』の進化版かと思った。まさか、『スタトレ(TOS)』の10年前の映画とは思わなかった。登場するロボット・ロビーは、のちの『宇宙家族ロビンソン』のフライデーや『キャプテン・ウルトラ』のロボット・ハックの原型(ヤマトのアナライザー然り)と思われる。
デザインやガジェットなどは申し分ない。ニンフなヒロインやロボットは出てくるが、ストーリーにひねりはなく、大上段に振りかざしたメッセージは『スタトレ Ver.0』といえるかも。
「失われた地平線」や『火の鳥・未来篇』のような展開でリメイクしたらと思ったんだが、すでに『宇宙大作戦(TOS)』でやってたわ。
そういえば、「ブラック・パンサー」の地下施設のデザインが、本作のそれに似てたのは、デザイナーのリスペクトかしら。
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