みずか

プライベート・パーツのみずかのレビュー・感想・評価

プライベート・パーツ(1972年製作の映画)
3.9
奇想天外映画祭アンコールで。予想外に普通の、面白いサスペンス映画だった。叔母の経営するホテルを訪れた若い女が、ハンサムな写真家と視線を合わせる場面からただならぬ雰囲気が漂う。誰もいないはずの部屋から聞こえる足音や、謎の手紙や写真といった小道具の演出、照明(叔母の顔の影など)が、不気味さを高める。ビニール人形などキッチュさはあるが、決してゲテモノではないと思う。ただ、ラストはよくわからなかった。
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